2ヶ月間の独学でTOEIC950点を獲得するのに本当に役立った7冊

はじめに

　私は、2015年8月中旬からTOEICの勉強を始めて、初受験となる第203回公開テスト（9月13日）で885点（リスニング435点、リーディング450点）でした。そして、2回目のチャレンジとなる第204回公開テスト（10月25日）で950点（リスニング495点、リーディング455点）を獲得することができました。因みに、独学、留学経験なしです。

　この2ヶ月間は、可能な限りの参考書や模試を解きました。その中で、「本当に」英語力アップに役立ったと感じる7冊を以下にメモしておきたいと思います。「7冊」というのは中途半端な数字かもしれませんが、公式問題集vol.4〜6と合わせると、ちょうど10冊になります。

究極の模試

　TOEIC初心者だった私は、とりあえず、TOEICがどういう問題形式で、どういうひっかけ方をしてくるのかを知るために『究極の模試』を3回解いてみました。ヒロ前田氏のリーディング問題は（いい意味で）いやらしいので、英文の意味が漠然と分かるだけでは正解にいたらないことがあることを思い知らされました。ただ、解説が非常に丁寧なので、初心者にもオススメできる模試です。

TOEIC(R)テスト 究極の模試600問 (CD・別冊解答・解説・DL特典付) (TOEICテスト 究極シリーズ)

極めろ!リーディング解答力 Part 5&6

　TOEICの勉強を始めた頃、私が一番苦手だったのは、パート5〜6でした。そこで、まずは基本的な文法をおさらいしたいと思い、イクフンの青本を2周しました。この本は、TOEIC対策というより、文法書にTOEIC形式の練習問題がついているといった感じなので、とても基礎力アップに貢献してくれたと感じています。

極めろ!リーディング解答力 TOEIC TEST Part 5 & 6 (イ・イクフンのstep by step講座)

語彙・熟語・コロケーション1000問ドリル

　また、単語対策として、スヨン語彙を使いました。これ以外の単語帳は一切使いませんでしたが、この本に出てくる語彙やコロケーションを覚えれば、本番のテストでも十分に戦える印象です。

ユ・スヨンのブレークスルー990 TOEIC TEST 語彙・熟語・コロケーション1000問ドリル

900点特急 パート5&6

　さらに、パート5＆6対策の仕上げとして、『900点特急』を繰り返し読みました。歩きながら、ご飯を食べながら、寝る前に、と何度読んだかは覚えていません。「誤答データに基づく上級者の弱点問題だけを厳選した」という売り文句に嘘偽りはありません。

新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6

でる模試

　そして、初受験（第203回）から2回目の受験（第204回）までの期間は、でる模試シリーズを解きました。最初は、リスニングのスピードや抽象的な言い換えについていくのが難しかったですが、3回（リスニングのみ4回）繰り返し解いた頃には、それが普通に感じるようになりました。『究極の模試』とともに、最もスコアアップに貢献してくれた本だと思います。

mp3 CD付 新TOEICテスト でる模試 600問

mp3 CD付 新TOEICテスト でる模試 もっと600問

ゴールド模試

　最近のTOEICの最難関と言われているパート7対策には、『ゴールド模試』を使いました。この本（特にTest 4〜5）の英文は本当に長いので、この本を時間内に解けるようになれば、本番のテストでも塗り絵をなくすことができます。

極めろ! TOEIC(R) TEST ゴールド模試 1000 (極めろ! シリーズ)

最後に

　TOEICに関して右も左も分からなかった私が、2ヶ月という短期間で950点を獲得できたのは、インターネット上で出会ったTOEICerの皆様のおかげです。Twitterやブログに書かれた皆様の毎日の勉強を見て、「つらいけど、自分も頑張ろう！」と感じ、大きな励みになりました。そして、204回公開テストの前日に頂いた以下のメッセージは、私の宝物です。これからも少しずつ、たとえ5点ずつでも成長していけるように頑張りたいと思います。