TOEICのリスニングで満点をとるまでに使った参考書8冊(+α)

 この記事は、先日アップした2ヶ月間の独学でTOEIC950点を獲得するのに本当に役立った7冊の続編です。私は、子供の頃から英語のリスニングが苦手で、どちらかというとリーディングの方が得意でした。それが204回の公開テストで何故か(?)495点満点をとれたので、これまでの学習方法をメモしておこうと思います。

公式問題集の徹底活用

 結論から言って、リスニングの満点は、公式問題集のやり込みだけでとれる可能性が十分にあります。私の場合は、以下のように、公式問題集のvol.4~6を活用しました。個人的には、パート1~2のシャドーイングがリスニング力の向上に最も役立ったと感じています。

1. 普通に模試として解く
2. 答え合わせをして、知らない表現を覚える
3. 100問全問正解できるまで、1と2を繰り返す
4. パート1~2が完璧にシャドーイングできるまで何度も繰り返す
5. パート3~4の同時読み(もしくは、普通に音読)をする
6. 1.2倍速あるいは1.5倍速の音声で、模試として解く
7. よく間違える問題だけを繰り返し復習する

TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>

TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉

 シャドーイングや音読の方法について、詳しく知りたい場合には、『最強攻略PART1&2』(パート1~2対策本)や『サラリーマン特急 満点リスニング』(パート3~4対策本)などの本も参考になるでしょう。

イクフン本で千本ノック

 私は、公式問題集を何度も解いているうちに、文章や問題を殆ど覚えてしまいました。そして、もっと別の問題をたくさん解きたくなったため、イクフンの「解きまくれ」シリーズを使いました。『Part 1&2』は、それほど難しい問題はなかったので、公式問題集の場合と同様に、完全にシャドーイングできるまで練習しました。『Part 3&4』の方は、本番よりもかなり音声が速いですが、iPodに入れて何度も聞いているうちに少しずつ慣れていきました。

 因みに、これ以外のリスニングの千本ノック教材としては、韓国の公式問題集である『LC公式実戦1000 増補版』、あるいは同じく韓国の(非公式)問題集の翻訳である『メガドリル リスニング』『メガ模試 リスニング1200』があります(『メガドリル』は最近のお気に入りで、それが終わったら、次は『LC公式実戦1000』に挑戦しようと思っています)。

特急本で難化対策

 さらに、「特急」シリーズの本を使って、リスニングの難化対策をしました。とにかく早口のイクフン本が「剛速球」だとしたら、こちらには「変化球」とでもいうべき問題(抽象的な言い換え、間接的な応答など)が多く収録されています。特に『パート1・2特急』の2冊が本当に素晴らしいので、誤答部分も含めて、使われている表現を全て覚えました。

新TOEIC TEST パート1・2 特急難化対策ドリル

新TOEIC TEST パート1・2 特急難化対策ドリル

新TOEIC TEST パート1・2特急II 出る問 難問200

新TOEIC TEST パート1・2特急II 出る問 難問200

新TOEIC TEST パート3・4特急II 出る問 総仕上げ

新TOEIC TEST パート3・4特急II 出る問 総仕上げ

 最初にも書いたように、私は、自分がリスニングが得意であるという自覚がまったくありません(笑) ですので、これからも継続的な学習を行い、少しずつでも英語力を上げていきたいと思います。